南予地方の古庭園

庭園名 法眼寺庭園 所在地 大洲市新谷
庭園様式 池泉観賞式 所有者 法眼寺
作庭年代 江戸初期 施 主 寺院
宗 派 日蓮宗 指 定
最寄り駅 新谷駅(JR内子線) 備 考
見学可否 可(要許可 見 所
 法眼寺は寛永15(1638)年、新谷藩主加藤家の菩提寺として創建された。三方を山に囲まれたこの庭は、万治2(1659)年頃の作庭とされ、藩主が座ったであろう本座敷の前にある山水鑑賞式の庭園である。一見して、先ず正面上部のマキとモミジが、次には三段ないし四段作りの庭構成が目をひく。
 この庭は今治藩の茶人志光の作とされ、滝は厳しさたくましさを、池はやさしさを奥ゆかしさの教えを見事に表現している。


(c)愛媛県造園緑化事業協同組合 1999.