南予地方の古庭園

庭園名 大乗寺庭園 所在地 北宇和郡吉田町立間
庭園様式 池泉観賞式 所有者 大乗寺
作庭年代 江戸初期 施 主 寺院
宗 派 臨済宗 指 定
最寄り駅 立間駅(JR予讃本線) 備 考 修行寺
見学可否 可(要許可) 見 所
 大乗寺は吉田伊達家の菩提寺とされ、創建年次は不祥であるが、応永30(1423)年頃とする説がある。現在も禅の修業道場として活動し、本堂近くの墓地に伊達一族の墓があるので有名である。
 庭を前にして縁側に座ると、手前は平坦で広く、中ほどより奥に池を配している。池は裏山よりしみ出る雨水を蓄えて心字池とし三尊石から始まる枯流れに枯滝を設けてある。モミジが主体のこの庭は、四季を通じて多彩な景色を見せる。

(c)愛媛県造園緑化事業協同組合 1999.