私が作る庭では、樹木は「植える」のではなく、自然に「生えた」ように表現しています。
色の濃淡と樹木の大小で狭い庭も奥行きのあるよう、 誰がどこから見るのかを意識して、視線の高さを考えて作庭します。
長く造園業を営んでいますが、伝統の技術を基本に、新しい試みや新しい材料も積極的に取り入れて、常に柔軟な庭づくりを心がけています。